スキマバイトアプリの顔写真は、アプリごとにルールが微妙に違います。ただし公式ヘルプを並べて読むと、要求されていることは1つに集約されます。「顔全体がはっきり分かる正面の写真」。これを1枚作れば、全アプリで通ります。

この記事では、主要2アプリ(タイミー・シェアフル)の公式ルールを比較し、どのアプリでも通る1枚の作り方までまとめます。

タイミーとシェアフルの公式ルール比較

タイミーシェアフル
推奨顔立ちが分かる真正面の顔写真履歴書写真のような正面・上半身
推奨サイズ10MB以内縦600×横450px以上、縦4:横3比率
登録後のチェック審査制度の記載なしチェックあり(完了通知が届く)
写真の公開範囲応募先の事業者。本人確認に使用される場合あり応募時に企業へ公開
加工の扱い「著しく加工した写真」はNG顔部分への加工・色味の変更もNG

大きな違いは2つです。シェアフルには登録後のチェックがあること。そしてシェアフルの方が加工判定が厳しいことです。順に見ます。

なお、どちらのアプリでも顔写真は不特定多数に公開されるわけではなく、応募・マッチングした事業者に対してのみ表示される点は共通しています。ただし本人確認に使われる場面もあるため、実際の顔立ちと大きく異なる写真は避けてください。

シェアフル:NG例は12種類。「色味の変更」まで対象

シェアフルの公式ヘルプは、再登録(=差し戻し)になる写真の例を12種類挙げています。要約すると4グループです。

  1. 顔が確認できない:ピンぼけ、白飛び・逆光・暗所、マスク・サングラス着用、全身写真で顔が小さい、サイズが著しく小さい
  2. 本人が特定できない:複数人で写っている、キャラクター・ペット・本人以外の写真
  3. 加工されている:顔部分への文字や装飾、色味が変更されている写真
  4. 映り込み:背景の第三者・企業ロゴ・個人情報、本人確認書類の情報

見落としやすいのは3の「色味が変更されている写真」です。フィルターアプリで撮った、色調が不自然な写真はここで引っかかります。シェアフルに出す写真は、フィルターなしの標準カメラで撮るのが鉄則です。背景の明るさ補正のようにどこまでが「加工」に当たらないかの一般的な線引きは「証明写真の加工はどこまでOK?」に整理しています。

変更手順は、マイページの「アカウント設定」→「プロフィール」→「顔写真」→カメラ撮影またはアルバムから選択→「提出する」。変更にもチェックが入り、完了はアプリ内お知らせで通知されます。

タイミー:ルールは緩やか。ただし現場で照合される

タイミーのNGは5項目(複数人・マスクやサングラス・顔が見えない・幼少期・著しく加工)で、審査制度の記載はありません。ただし写真は現場での本人確認に使われることがあるため、ルールが緩いからと適当な写真にすると、困るのは現場の自分です。詳しくは「タイミーの顔写真はどう撮る?」で公式ルールの全文と撮り方をまとめています。

メルカリハロは2025年12月に終了

スキマバイト大手の一角だったメルカリハロは、2025年12月18日でサービス提供を終了しました(メルカリ公式発表)。メルカリハロから移ってきた人がタイミーやシェアフルの顔写真ルールを調べているケースも多いはずですが、上の表の通り要件はほぼ共通なので、同じ1枚を登録すれば済みます。

どのアプリでも通る1枚の作り方

両アプリの要件を同時に満たす条件は、そのまま履歴書写真の条件です。

  • 無地に近い壁の前、昼間の自然光で撮る(白飛び・逆光・暗所NGを同時回避)
  • 標準カメラ、フィルターなし(色味変更NGを回避)
  • 正面・上半身、帽子・マスク・サングラスなし
  • 1人で写る。背景に人・ロゴ・書類を入れない
  • スマホを固定してタイマー撮影(ピンぼけ回避)

具体的な手順は「バイトの履歴書写真ガイド」のスマホ撮影5ステップと同じです。1枚きちんと作れば、スキマバイト2アプリ+バイト履歴書+派遣登録+入社後の社員証写真まで、この先の提出物を全部カバーできます。

無地の壁が用意できないときの背景の作り方

一人暮らしなどで背景に使える無地の壁がない場合も、工夫で対応できます。柄のないカーテンやシーツを壁に貼って背景にする方法が手軽です。白か薄いグレーの布を使うと、服の色とのコントラストが出て顔が際立ちます。ドアや収納の扉を背景にする場合は、取っ手やポスターなど生活感の出るものが写り込んでいないかを撮影前に確認してください。背景と顔の間を1メートルほどあけて撮ると、影が背景に落ちにくくなります。

審査で再登録になったときの対応手順

シェアフルで再登録の通知を受け取った場合、慌てて別の写真に差し替える前に、通知に記載されているNG理由を確認してください。理由が「加工」であれば標準カメラでの撮り直し、「顔が確認できない」であれば照明の当て方の見直しなど、原因ごとに直し方が変わります。

  1. アプリ内のお知らせでNG理由を確認する
  2. 理由に対応する撮り方の見直しを行う(照明・角度・加工の有無)
  3. マイページの「アカウント設定」→「プロフィール」→「顔写真」から撮り直した写真を提出する
  4. 再度チェックが入るため、結果の通知を待つ

原因を特定せずに撮り直すと、同じ理由で再度差し戻されることがあります。上の表の「加工の扱い」を先に見直してから撮り直すと、二度手間を防げます。

学生・掛け持ちで複数アプリに登録する場合

学生や複数のスキマバイトアプリを掛け持ちする場合でも、アプリごとに別の写真を用意する必要はありません。この記事の条件を満たす1枚があれば、タイミー・シェアフルのどちらにもそのまま使えます。あわせて履歴書やエントリーシートに証明写真が必要な場合は、スキマバイト用の顔写真とは別に、規定のサイズ・背景で撮影した証明写真を用意してください。証明写真の背景の基準は「証明写真の背景色の選び方」で確認できます。


「背景に写り込みがある」「明るさが足りない」という写真は、シャインフォトで仕上げられます。背景の無地化と明るさの適正化だけを行い、顔の造形・色味の不自然な変更はしない設計なので(何をしないかは補正ポリシーに明記しています)、シェアフルの加工NG基準にも抵触しません。仕上がりはプレビューで無料確認でき、納得した場合だけ1枚¥580です。